Private Salon ~Taremayu's warm hands~

サレンダー(ゆだねる)と施術

  • URLをコピーしました!

今回は
とあるカウンセラーの方がご利用された時のお話を。

彼女の感想がとても印象的な言葉にあふれていました。
安心感を得る、全身が繋がる感覚を得る。
そうした部分はこれまでの方と同じ感想だったのですが、

『あなたの施術にはサレンダーが繋がる』
とおっしゃったのです。

サレンダーとは「相手にゆだねる、執着を手放す」という意味。

続けて、

『自分で自分のコントロールを手放す感じ』
『その手放してもいいという感覚が

 心の抑圧やブロックまでも外す力を感じる。』
そして
その上で、私が男性である事実が

私の特徴として
男性でありながら、施術やタッチに男性的な感覚を持ち込まず、
手の柔らかさは女性に近いのに、温かさや大きさに父性を与えることで、

『女性としてのセクシュアリティ(性のあり方)や女性性の解放にかなり効くと思う。』
とお話になったのです。

これは自分には気づかない表現でした。

執着とは無意識でも握っている物。

それを手放してしまってもいいと思える心地よさ。それを自分の施術の中で感じて、手放してくれている。

瞑想に導くことの行く末に、そういう視点があったのかと

とてもうれしい言葉でした。
ただ、

このお話を聞いても、私はそれを目的とするつもりはありません。
それを意識してしまったら、何かしらの私の執着がついてしまうからです。
瞑想的な感覚の中で、そういう結果としてその人が楽になる事はとても喜ばしい事です。

人によっては何かを得たり、人によっては何かを手放せたり。施術の意味をしって何を目的とするかは、来る人が自由に望むもの。

私が大事にすべきなのは、

とにかく、そこにはゆだねられる施術が存在している。
それをどなたにも提供できる事を毎回毎回、丁寧に繰り返す。

私はそういう役目です。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次